情報収集
起業・創業で成功したいと思ったとしたら、まず実行して欲しいのは情報収集です。
起業についての本を読むのも良いですが、今はネットに優良な情報がたくさん出ています。
最初の頃は、どの情報が良質で、どの情報に価値があるのか、分かりにくいかもしれません。
が、毎日のように調べていくと、どの情報に価値があるのか分かるようになってきます。
例えば、地域紛争やこの先の世界経済の予測などが、正しくできたコメンテーターと外れた人とでは
情報の価値が違います。
業界予測もしかりで、読みを間違えた人は参考にする必要はないかもしれません。
私は、創業支援や補助金申請サポート、また、融資の相談の際に、
どれだけ金融機関や審査員の方々に説得力のある情報を集め、その重要なポイントを事業計画に
盛り込めるかが勝負だと思っています。
政府系の白書や調査。大学の論文。研究機関のデータ。業界団体の調査資料など
探せば、たくさん出てきますので、その中から良い資料を選び出します。
私の考える良い資料とは
1.パッと見て分かりやすい(図・表・写真のセンスが良い)
2.文章が整理されていて見やすい・読みやすい
3.業界や数字の分析が鋭く、的を射ている
4.近未来の予測が明確に出来ている
などです。また、分かりやすい事例。自分が成功モデルとして学びたい事例があるとより良いでしょう。
例えば習字を練習する時には、良い「手本」があるのと同じことです。
カフェやレストランでも、自分でするならこんなお店が良いと言う手本があれば、やりやすいのです。
その方向性が、バラバラだったりすると、失敗する確率が高くなります。